こんにちは 社長の福間です。

 

いよいよ7月に入り、今年も折り返し点に来ました。

これからの2,3週間は梅雨末期特有の大雨に気をつけなければなりませんね。

 

先日のお休みの日に弓浜海岸に行ってきました。

この日は梅雨の中休みで、雲ひとつない快晴!

抜けるような青い空と海、日差しはもう夏のように眩しかったです。

 

浜辺を静かに吹き抜ける風と心地よい潮騒の中で、若いお母さんと一緒に遊ぶ小さな子供さんのかわいい笑い声が心を和ませてくれる一コマでした。

 

弓浜海岸から日本海を臨む

 

さて、先月、スズキさんの鈴木修会長が勇退されました。私が生まれた頃に同社に入社され、1978年に社長ご就任。その後40年に渡り経営者として同社の舵取りをされ、また業界をぐいぐいと引っ張ってこられた偉大な経営者でいらっしゃいました。

 

5月の決算会見では、「軽自動車の芸術品は守り通して」とのお言葉を残されたとのこと。同じ世界の片隅に身を置くものとして、このお言葉は胸にくるものがありました。

 

今から25年ほど前、‘96年秋の東京モーターショーでのことです。この時、わたしは車両案内係の一人として会場におりました。 その年の春に発売になった“ミゼットⅡ”のところに当時、社長をされていた同氏がやって来られ、「ダイハツさんごめんね、ちょっと見せてね」と。 すると、スーツ姿のままで四つん這いになられて車両の下側を覗き込んで熱心に見ておられました。

その光景は今でも鮮烈に思い浮かびますが、なんて探求心の強い、パワフルな方だろうと感動したのを覚えております。

 

1996年4月発売の『ミゼットⅡ』

 

 

軽自動車は、道路運送車両法で全長3.40m以下、全1.48m以下、 全高2.00m以下、排気量660cc以下、定員4名以下、 貨物積載量350kg以下と車格が定められており、 そうした限られた規格の中で最大限の性能を実現し普通車同様の安全、 排ガス等の基準をクリアすることが求められています。

室内や荷室を広くしたいからと言って、 安易にクルマの長さや幅を変えることは許されません。

この決められた条件の中で、軽自動車メーカーは、お互いが切磋琢磨し知恵を絞り工夫を凝らして、クルマを開発、作り込んでいきます。

そして長い年月をかけて積み重ねた知見から生まれた今の軽自動車は、ある意味、同氏の言われるとおり“芸術品”であるのかも知れません。

 

公共交通インフラが脆弱な地方では、軽自動車は日常の生活に欠かすことのできない移動の足でもあります。

 

また、高額な普通車が装備している先進技術をそのまま軽自動車に転用することは、コスト面や物理的な面からも課題があります。ダイハツは、「先進技術をみんなのものに」の信念の下、衝突回避支援システム(スマートアシスト)を始めとした最適な先進装備の、「良品廉価」な商品をみなさまにお届けしてまいります。

 

今、自動車業界は100年に一度の大変革期にあると言われておりますが、加えてコロナ禍により我々の生活も大きく変わりつつあります。

そうした大きな時代の節目に巨星が業界の一線から去られることはさびしい限りですが、これまでのご功績に心から敬意を表し感謝申し上げます。

ありがとうございました。いつまでもお元気で。

 

では、また・・・